何の業種でもそうだと思いますが、一つの仕事を始める時にまずはじめにやる仕事があると思います。
建築の場合お客さんから仕事を頼まれると、材料を発注して墨付けという作業に入ります。(あくまで大工さん側ですが)
図面を見ながら一つ一つの材料に対して、どの位置に持ってくるか、柱の穴は、継ぎ手の位置は、など墨を付ける事によって決めていく作業です。

これが出来て一人前といわれ、大工さんにとっては一番頭を使う仕事なのかもしれません。
俗に言う棟梁さんという人は墨付けをしている人です。
で、今日から次の現場の墨付けにかかりました。
一つ一つ丁寧に何度も頭の中で家を建てながら墨を付けていきます。
ほんとに建てる日までに何度も何度も頭の中で・・・。
なんと、後で聞くと友達の家だったのがびっくりです!