仕方がないな~

先に言っときますがめんどくさい人は読まないでいいです。

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なつかしの純日本製コッペパン
~ クーペとコッペ ~

学校給食でお馴染みの「コッペパン」ですが、この「コッペ」とはどういう意味なんでしょう。
コッペとはフランス語 クーペ のなまりだといわれています。クーペとは「切られた」「カッティングした」の意味で、フランス人がクーペと呼ぶのは、クーペしてある紡錘形の小型のパンのことです。

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でも、学校の給食でお馴染みのコッペはこれではありません。いつも、牛乳とワンセットで出てくる「ずんぐりむっくりのパン」。黒いのは「黒コッペ」。背中にカットが入っているコッペパンは「背割りコッペ」なんて呼ばれたりもしています。どれも柔らかくて、ちょっとお腹がふくれる。

少々ご年輩の方になりますと、街のパン屋さんや大学の売店で、ナイフを入れ、真っ黄色なマーガリンや真っ赤なジャムを塗り込んで売ってもらったことを思い出したり、もっと年輩の方になりますと、足の太い女の子を「コッペパン」と呼んでからかったりしたことを思い出したりする方もみえるかも知れません。

「ずんぐりむっくり」のこのコッペパンこそが、まさしく日本人がイメージするコッペパンで、それはホットドックロールのようにソーセージをはさんで食べるには少々大きすぎるし、太すぎる。
さて、みなさんがイメージする「コッペパン」は、今の学校給食でも、ちゃんと健在です。
学校給食でパン食が全面的に取り入れられたのは、昭和25年のことですが、その時のコッペパンは、やはり「ずんぐりむっくり」でした。当時の学校給食用パンの規格を見ると、「コッペパン」は10食当り、1424グラム、含水率37%以下、原料1袋から220食取りとなっています。パン食が全面的に取り入れらたこの昭和25年、それまで週1~2回だった学校給食が、週5回の完全給食に改められました。とりあえず、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の8大都市から実施されたそうですが、この学校給食の普及とともに、「ずんぐりむっくりの、あのコッペパン」が、日本人のなかに定着していったともいえます。

しかし、コッペの語源を探ると、慶応元年(1865)、幕府がフランス語の技術援助で着工した横須賀製鉄所にやってきた60人のフランス技師のために焼いたパンに始まるという説があり、そのころの「コッペ」はフランス風クーペだった可能性が大きい。やっぱり、フランス人仕込みの本場パリのクーペに限りなく近い「コッペパン」が、「ずんぐりむっくりのコッペパン」の先輩かも知れません。

でも、コッペパンというと、なんといっても学校給食のいろんな思い出が詰まっている「あのなつかしのコッペパン」。無理やり飲み込んだキライなおかず、楽しみだった給食センターの献立、なつかしい鯨の竜田揚げ、その隣に、いつもあったあの「ずんぐりむっくりの純日本製コッペパン」なのです。

わかりましたか?コッピさん?

これで世界に羽ばたけるのかな~

『おばちゃん!焼酎、熱燗でっ!!』
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by kentaro-kouno | 2006-06-30 17:45 | 小話
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